筆記試験の次は鳥獣判別です。
わな猟で出題されるのは狩猟読本194ページに記載されているとおり、狩猟鳥獣9種と誤認されやすい鳥獣7種のみです。わな猟だけ受験する方は他の鳥獣(鳥類とかタイワンリスとかシマリスとか)は覚える必要ありません。
東京などではタイワンリスが出題されたとのことです。狩猟読本には「技能試験における狩猟鳥獣(種類名を含む)・非狩猟鳥獣の判別は、概ね、次の表に掲げた鳥獣が出題される。」と書かれていますが、地方によっては狩猟読本で分類されたもの以外にも出題されるようです。
また、狩猟鳥獣でないものは「ダメ」とだけ覚えればオッケーで名前を覚える必要はありません。
ほとんどが狩猟読本と同じ絵が使用されますので試験用の覚え方を書いておりますが、都道府県によって絵が微妙に違うかもしれませんのでご注意願います。
こちらも東京などでは別の写真を使って出題されたとのことです。狩猟読本の絵をそのまま使う地域もあると思いますが、狩猟読本の絵は完璧に覚えて写真にも対応できるよう画像検索などで色んな写真を見ておいた方が良いかもしれません。
ここに出てきてないものが出題されたらお知らせいただくと助かります。
では、早速練習しましょう。
練習問題
問1
〇 タヌキ
覚え方
そのまま覚える
尻尾に縞模様がない
問2
〇 キツネ
覚え方
そのまま覚える
問3
× モモンガ
覚え方
リスみたいなので飛ぶものは捕ったらダメ
(右上に注目)
問4
× ニホンザル
覚え方
そのまま覚える
問5
〇 アライグマ
覚え方
尻尾がシマシマ
手を洗っている
問6
〇 アナグマ
覚え方
そのまま覚える
問7
× オコジョ
覚え方
白いものは捕ったらダメ
問8
〇 テン
覚え方
イタチみたいで顔だけ白っぽい
イタチみたいなのが2匹
(試験では2匹とは限らない)
問9
× ニホンリス
覚え方
リスみたいなのは全部ダメ
※ シマリスとタイワンリスは狩猟鳥獣ですがわな猟免許試験の鳥獣判別試験には出ません。
問10
〇 イタチ(オス)
メスとの見分け方
鼻の周りが黒い
尻尾が右下に垂れ下がっている
(試験本番では垂れ下がっていないかも?)
問11
〇 ハクビシン
覚え方
イタチみたいなので顔に模様がある
(そのまま覚える)
問12
〇 ミンク
覚え方
そのまま覚える
※ 狩猟読本では唯一写真だが試験では写真では出ない
(福岡で受けたときは写真じゃなかったので焦りました…)
問13
× カモシカ
覚え方
岩に乗っているのはダメ
(そのまま覚える)
問14
〇 シカ
覚え方
そのまま覚える
問15
× イタチ(メス)
オスとの見分け方
鼻が(そんなに)黒くない
尻尾がまっすぐ(試験では違うかも?)
問16
× ムササビ
覚え方
リスみたいなので飛ぶものは捕ったらダメ
(右上に注目)
まとめ
簡単でしょ?
試験対策に限るとリス系は全部ダメ、イタチ系は白いのとイタチのメスがダメです。その他はだいぶ絞られますので丸暗記しちゃいましょう。
試験対策でなく、より実践に役立つ見分け方はこちらも参考になりますよ。
では、頑張ってください。
他の猟も受ける方はこちらもどうぞ。
東京では写真が多く用いられました。狩猟読本は概ねと記載なためか、タイワンリスも出ました。ご参考まで。
コメントありがとうございます。
ブログを放置してコメントも無視してまい申し訳ありませんでした。
地域によって出題傾向も変わってくるんですね。訂正させていただきます。
情報ありがとうございました。